単に走るだけじゃない・バイク乗りの楽しみ方は自由自在

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いきなりですが、バイクって楽しいですよね。

バイク乗りの方に聞くと、楽しいですねっていう回答をいただけると思います。何が楽しいのかって言われると、一言ではなかなか難しいかもしれません。私の場合は、バイクの場合、自動車の運転とは異なる、よりダイレクトな反応を体感できるからというのが回答になるかもしれません。

今回は、バイク乗りの楽しみ方は自由というテーマで進めたいと思います。

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バイクは単なる移動手段ではない

バイク乗りの楽しみ方の本題に入る前に、冒頭でもお話した、バイクは単なる移動手段ではない、ということから始めたいと思います。

私が初めてバイクに興味を持ったのが、22歳の時に大学の同級生のバイクにタンデムしたことが始まりです。同級生はホンダのcb400ssに乗っていたのですが、初めてバイクに乗せてもらった時はとても衝撃を受けたことを覚えています。

車と違って体が車体に守られていないので、走行時は体全身で風を受けますし、その時のスピード感、疾走感にとても驚きました。それから間もなく、中型二輪の免許取得の教習所通いが日課になりました。

大型二輪の免許はまた、別の機会に取得しました。

学生時代は、バイク=日常の移動手段という位置でしたが、社会人になってからはバイクに乗ることが一つのレジャーのような感覚があります。バイクに乗ってバイクを操ること自体を楽しむ、という感覚です。

季節や天候に大きく左右される

バイクは季節や天候から大きく影響を受けます。雨で路面が濡れると滑りやすく、ブレーキ操作に注意が必要であったり、横風が強い時はハンドル操作や立ちゴケなどにも気を使います。真夏は日射の熱とバイクの発熱からの熱中症に気をつけたり、真冬は防寒対策なしではとても寒くて乗っていられません。

そんなに準備も大変で気を使うのになぜ乗るのか。それは実際に乗った時に感じれる、季節感やその場所の空気感とかがリアルに感じ取れます。

私自身、東京方面から、上信越道を通って長野方面に行く時に、富岡付近から徐々に気温が下がるのがリアルタイムに体感できるので、真夏は走っていても快適で、普段とは別のエリアに来てるんだなっていう感覚になります。

またずっと悪天候が続いていて、たまたま休日と晴天が重なって、風もなく穏やかだったりすると、それだけで気持ちが盛り上がります。

ツーリングにテーマ性を持たせる

単に乗るだけでも楽しいバイクですが、ツーリングに毎回テーマ性があると、より楽しめます。例えば、行った先でしか味わうことのできないグルメを1品は必ず食べる、というようなものです。私の例であれば、牧場に来たら、必ずソフトクリームを食べるとか、出かけた先で休憩時はコーヒー豆からコーヒーを淹れて休憩タイムを楽しむとかです。

このように、毎回決まって行うことを決めておくと、ツーリング時に印象にも残りますし、記録としても見返した時に楽しいと思います。

コーヒーは、インスタントとかではなく、コーヒー豆を持っていって、お気に入りの場所に着いたらお湯を沸かす、コーヒー豆を粉にする、コーヒーをドリップする、味わう、ことをやります。コーヒー豆を粉の状態にするために、アウトドア用のコーヒーミル(snow peak フィールドバリスタ ミル)を持ち出しています。

コーヒー関連のフィールドバリスタ ミルについては、こちらに記載しています。

コーヒーミルを使うとコーヒータイムが楽しくなる
コーヒーミルがあれば、コーヒー粉の粗さも変更でき、風味も変わる。おしゃれな屋内用のコーヒーミルもある。屋外用のコーヒーミルはアウトドアでコーヒーが楽しめる。

もちろん時間も手間もかかるのですが、外で景色を楽しみながら湯を沸かす、コーヒー豆を挽くという時間をあえて急がずにゆっくり過ごすという意味でもとても有効だと思います。

もし、景色を見るだけで満足したってなって、すぐに移動したとしてもあまり記憶にも残らないと思いますし、時間をかけていくのに、もったいない気がします。

先を急がずゆっくり過ごすのも、ツーリングの一コマとして良い時間を過ごすことができるのです。

バイクの造形美を楽しむ

バイクは風の抵抗などをもろに受けるので、アドベンチャーやツアラータイプのバイクであれば、いかに快適に移動ができるか計算された構造になっていますし、ロードやスポーツタイプですと、いかに速く走れるように計算されたバイクの形状になっています。

こららの考えつくされたバイクの造形美を見ているだけても楽しめます。

単にバイクを眺めているだけでも楽しい時間ですが、ツーリング先でお気に入りの景色と一緒にバイクの写真を撮り貯めるのも、楽しいですね。写真は記録として残せるので、後で見返したり、仲間と写真を共有したりするのも良いですね。

綺麗に写真を撮るには、日頃の洗車などの手入れがが大事です。汚れるからと言って滅多に乗らないのはバイクがもったいないので、良く走って、汚れたらこまめに洗車するのが良いと思います。

ドライブチェーンとかも油汚れなどで真っ黒のまま走っているよりは、綺麗な状態で走った方がタイヤも転がりますし燃費や乗りごごちにも影響するほか、バイクが綺麗に見えますので、こまめに掃除するようにしています。実際、平均の燃費が2km/ℓぐらいは変わるような感覚があります。

コミュニケーションを取るきっかけ作り

バイクが何台か連なってツーリングをしている様子を見たことがよくあると思います。車でも複数台が仲間内で連なって走っているという事もあるかもしれませんが、やはりよく見かけるのはバイクだと思います。

それだけバイクは一緒に走りにいく一体感だったり、今はインカムで走行中もおしゃべりしながら走ることができるので、走っている途中での出来事だったりを共有したりできる楽しみ方もあります。

インカムについては、こちらにも記事を書いています。

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私は元々ソロツー派で、一人で好きなところに好きなタイミングで移動するのが気楽だし好きだったのです。しかし、集団でのツーリングを体験してみて、みんなで一緒に行動する楽しみ方も面白いなと思いますので、結局はそれぞれ良し悪しがあって、どちらにしても楽しいということです。

ネットの仲間募集の掲示板や、LINEのオープンチャットなどでも募集している団体がたくさんありますので、そういうのをきっかけとして始めるのもありです。社会人になってから、連絡を取る人が増えるきっかけは少ないと思いますが、このように同じ趣味や好きなことで繋がれるメンバーができること自体、貴重な経験になります。

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