バイクは車と同じように、国産車と外車があります。
今回は、バイクの国内メーカーと海外ブランドで、自分の乗り方に合わせた選び方について、書いています。
あらかじめ、乗りたい車種が決まっている場合は、そのバイクを選ぶのが良いですが、バイクを購入時、特に車種が決まっておらず、メーカーにもこだわりがなければ、こちらを読んでいただいて、少しでも参考になれば幸いです。
外車はすべてにおいてお金がかかる
まずはじめに、海外ブランドのバイクは、はすべてにおいて国内メーカーのバイクより、お金がかかります。バイク自体の車体価格もそうですし、ディーラーにメンテナンス作業やパーツ交換を依頼した時の作業工賃やパーツ代も基本的に割高です。
定期的に交換が必要なエンジンオイルも、メーカー指定の場合、国産車に比べて値段が高いです。
一例ですが、BMWのRシリーズ用の純正オイルでは、1Lでそれなりの価格はします。ただし、高いだけではなくて、それなりの質も備わっているので、高回転まできれいに伸びていきます。
また、もし立ちごけしたりしてブレーキレバーやミラーを損傷してしまったような場合でも、国内メーカーバイクの純正パーツよりかなり割高になります。
メーカー純正のオプションパーツも、車体購入時に合わせて、一緒に付けておいてくださいとは気軽に言えないような、なかなかのお金がかかります。
海外ブランドのバイクの場合、日本で販売されるバイクだと、車体購入時にメーカーオプションの機能がフル盛りの、プレミアムラインと言われるような高機能なバイクが一般的に販売されているので、車体価格自体も大きく跳ね上がるのです。
バイク自体にそれなりの実用性を求めていて、極力お金をかけずにバイクを使いたい場合には、海外ブランドは向きません。
お金はかかりますが、それぞれの海外ブランドのバイクの特徴を理解していて、自分の感覚とマッチした時に、お金がかかっても納得して乗るものだと思います。
最近の外車は壊れにくい・ただし定期的にこまめなメンテナンスが必要
海外ブランドのバイクは国内メーカーのバイクに比べて、壊れやすいというイメージがありました。実際に海外メーカーをネットで検索しても、壊れやすいといったキーワードが高くランクインされています。私はロングツーリングをすることがかなり多いので、もし、海外ブランドを選んだ場合、やはり故障のリスクが一番心配だと感じました。
気になったので、一番よく知っている海外ブランドのディーラーに聞いてみました。海外メーカーのバイクは壊れやすいですかと。
実際、今のようにインジェクションが主流で電子制御がモリモリになる前は、外車は国産に比べて壊れやすかったそうです。実際に、高速道路で車両トラブルで停車しているバイクも、最新のモデルというよりは、かなり年月の経っているバイクを見かけることが多いです。
年式が昔のもので、エンジンやオイル、バッテリーやキャブレターなど、時間とともにメンテナンスが必要な部分を手入れしないと、故障するリスクが高くなります。
また、ディーラーの方が言っていたのは、最近のバイクはほぼ壊れないといっていいくらい、故障率は低くできているが、消耗品の交換やメーカーで定めた定期メンテナンスをしっかりやって手入れができていれば、心配しなくてよいということでした。
昔、HONDAのJAZZという50ccのアメリカンバイクを乗っていたことがありますが、エンジンオイルが空で、焼き付く寸前でも、エンジンがかかりますし、走ることはできていました。エンジンオイルが減っていくということを、当時知らなかったのです。
これは極端な例なので、比較するのはおかしいですが、こまめにバイクの状態に気を付けていれば、海外ブランドのバイクであっても、元気にロングツーリングを楽しむことができるのです。
国産ブランドは平均して乗り味がジェントル・外車は太めのトルクとパワーがあってバイクのキャラクターが変わる
国産ブランドのばいくは、リッター越えのバイクであっても、しっかりと出力制御がされているので、常識的な速度域以上にはならないようになっています。
もちろんスーパースポーツやレーサーレプリカタイプですと、軽快にとてつもないスピード域まで伸びますが、多くの国産バイクはレギュラーガソリンを指定しているモデルが多く、平均的には日本の交通事情に合わせて、出力も平均して控え目な仕様になっています。
主に街乗りや峠のような山道走行であっても、乗り心地や操作感がマイルドなので、安心して乗れますし、加速が必要な時にはアクセルを開けた分だけしっかり押し出してくれるトルクもあります。
一方で、海外ブランドの場合、基本的にはほとんどがハイオク指定になっています。エンジン出力も、それぞれのエンジンやバイクの特性に合わせて、低速から高速域まで反応が良く元気に回るバイクが多いのです。
大きなトルクとパワーをコントロールしながら運転する必要があるので、高速道路のような長距離走行では、とても楽に走れるのでメリットを感じますが、それでもパフォーマンス的には余裕があるので、常に飛ばしすぎないように抑えて運転する心のゆとりも必要になります。
所有欲や自己満足感を満たしてくれるのは海外ブランドかもしれない
好きなバイクやバイクメーカーがあるのであれば、そのバイクが手にできた時の所有欲や自己満足感はじゅうぶんに満たされると思います。
ただ、機能性の高さ(バイクにそこまで必要かはさておき)だったりとか、流線形の流れるようなフォルムだったりとか、走った時のフィーリングや驚きなど、海外メーカーのバイクはキャラクターがしっかり表面に出ているので、これらを所有し、乗っていることの満足感は海外ブランドかも知れません。
国内ブランドでも、名車はたくさん存在しますので、結論としては自分が乗っていて満足で、楽しいバイクが一番です。
国産ブランドのバイクはこまめにメンテをしなくても長く走れる
国産ブランドのバイクの一番の強みは、とにかく壊れにくく頑丈にできていること、少し人間がルーズに扱ったとしても、しっかり走れてしまうこと、これらの信頼性はとんでもなく大きいです。
海外のバイクは、良いパーツを使っていてエキサイティングな走りはできるが、良い消耗品ほど早く減るので、しっかりメンテナンスをしてください、という方針で作られている高性能なバイクが多いです。
国産ブランドの最小限のメンテナンスで、壊れずに長く乗れるバイクの感覚で、海外ブランドのバイクを乗ってしまうと、耐久性がなくてすぐに壊れてしまう、という感覚になってしまうかもしれません。
まとめ:国産車と外車どちらを選べばよいか悩んだら
ここまで、国産と海外ブランドのバイクの違いや特性について、書いてきました。
第一に言えるのは、乗りたいバイクがあれば、乗りたい国産や海外にこだわらず、乗りたいと思うバイクを選ぶのが一番良いです。
もし、そこまでこだわりがなければ、全体的にマイルドでバイクの完成度としても成熟していて、安心していつまでも長く走れる国産を選ぶか、お金や手間、運転時の神経は多めに必要だが、よりエキサイティングにバイクそのものを楽しむことができる海外のバイクを選ぶか、何を重要視するかによって選ぶのが良いと思います。
<国産ブランドのバイクを選んだ方が良いケース>
- できればメンテナンスに時間と手間、お金をかけたくない
- 国産の歴史ある名車が好き
- 日常使いが中心で、癖のないマイルドな乗り心地のバイクが良い
- 国産ブランドから出ている特定のバイクが好き
- 国産ブランドのバイクの方が安心感がある
<海外ブランドのバイクを選んだ方が良いケース>
- 海外ブランドの特定のバイクが好き
- メンテナンスの時間と手間、お金が少しぐらい高くても気にしない・納得している
- バイクに乗るなら、よりエキサイティングに楽しみたい
- 高出力や高トルクの元気なバイクを制御しながら走る経験がある
- 海外バイクの電子制御モリモリのバイクに乗ってみたい
- とにかくロングツーリング志向である