
今回はパーコレーターの使い方について書いています。
パーコレーターというものを知っていますか?
私は、お店でパーコレーターは見たことはありましたが、おしゃれなポットだなと思っていました。
バイクに乗るようになり、ツーリング先で、屋外でコーヒーを飲むようになってから、いろいろコーヒー関連の器具を調べるようになり、パーコレーターの使い方や仕組みを理解しました。
キャプテンスタッグ 18-8ステンレス製パーコレーター3カップ M-1225
パーコレーターは私のように、屋外でコーヒーを楽しみたい時にとても便利なので、今回記事にしました。
パーコレーターでコーヒーができる仕組みや、パーコレーターの特徴について書いた後、私が使っているキャプテンスタッグ パーコレーターの使い方のポイントを書きます。
この記事は、以下のような方向けの記事です。
パーコレーターとはどのようなものなのか
まず、そもそもパーコレーターとはどのようなものなのでしょうか?
パーコレーターは、沸騰の仕組みを利用しているという点が、一番のポイントです。
パーコレーターの中の構造は、例えばポットのように、中に何もないわけではなく、コーヒーの粉を入れるバスケットと、お湯をくみ上げるパイプがセットされています。
あらかじめ、パーコレーターには、コーヒーをいれるための水を入れておきますが、パーコレーターを火にかけて、やがて沸騰した時に、このお湯をくみ上げるパイプの上部から、沸騰したお湯が噴き出します。
それがバスケットにセットしておいたコーヒー粉にふりかかることで、コーヒーが抽出され、パーコレーター下に溜まっていく、という仕組みです。
パーコレーターの構造自体は、とてもシンプルなんですね。
また、コーヒー粉を入れるバスケットと、お湯を汲み上げるパイプを合わせて、「ストレーナー」と呼ぶそうです。
パーコレーターの仕組み_出典:DOD
キャプテンスタッグ パーコレーターの使い方
ここからは、実際に、キャプテンスタッグ パーコレーターの使い方を書いていきます。
パーコレーターにストレーナーがセットされているかを確認する
まず、パーコレーターにストレーナーがセットされているかを確認しましょう。
せっかくパーコレーターを屋外に持ち出して、コーヒーを飲もうとしたときに、ストレーナーがないと、コーヒーがいれられません。
パーコレーターに必要なパーツがどれか1つなくても、コーヒーがいれれらないので、必ず持ち出す前に、全部パーツがそろっているかを確認しましょう。
パーコレーターを使ったあと、ストレーナー部分を外して洗いますが、すべてもとに戻して、持ち出しましょう。
私は、ツーリングに出かける前に、準備をしていなかったので、急いでパーコレーターをしまったら、コーヒー粉をセットするバスケットを家に忘れてきたことがあります。
必ず、パーコレーターのパーツがすべてそろった状態かを持ち出す際に確認しましょう。
パーコレーターに水をセットして、火にかける
ここからは実際に、コーヒーをいれる段階になります。
パーコレーターに、コーヒーをいれるための水を入れて、火にかけます。
注意点としては、パーコレーターに入れられるMAXの水の量は決まっています。
たくさん飲みたいからと言って、決まった量以上に水を入れて火にかけることはNGです。
必ず、決められた量以上の水は入れないようにしましょう。
たくさん飲みたい場合は、大きな容量のパーコレーターを使うようにしましょう。
コーヒーの豆を粉にし、パーコレーターのバスケットにコーヒー粉をセットする
水が沸騰するまで時間がかかりますので、コーヒー豆をひいて、粉の状態にした後、パーコレーターのバスケットにコーヒー粉をセットしましょう。
水が沸騰してから、ストレーナーをパーコレーターにセットします。
コーヒー粉に関しては、コーヒー豆の状態で持ち出し、コーヒーをいれる直前で粉にした方が、香りが強く残ります。
また、パーコレーターのバスケットは、網目が粗いので、コーヒー豆が細かいと、コーヒーをいれた時に、パーコレーターの底に粉が多く溜まってしまいます。
あまり荒くしても、コーヒーの抽出が浅くなり、抽出に時間がかかるので、普通より少し粗めくらいがよいと思います。
沸騰後、コーヒーが抽出されるので、好みの濃さになるまで火にかける
水が沸騰すると、パーコレーターのパイプから湯がくみ上げられて、コーヒー粉が入っているバスケットに降りかかります。
それが繰り返されることで、だんだんパーコレーターにコーヒーがたまっていくようになります。
パーコレーターの蓋のつまみ部分が透明になっていますが、ここから、コーヒーがどれくらい抽出されているか、濃さが確認できるようになっています。
好みの濃さになったら、火を止めて、ストレーナーを取り出して、パーコレーターの注ぎ口からできたてのコーヒーを注ぎます。
パーコレーターが沸騰しだしたら、中火以下でなるべく短時間で抽出するようにした方が、香りが残ります。
コーヒー粉は高温に強くないので、パーコレーターで熱を加え続けることはあまりよくありません。
屋外でパーコレーターを使う理由
私が、パーコレーターが屋外で使うのに向いていると感じる点は以下のようなことからです。
パーコレーターが衝撃に強く壊れにくい
屋外に持ち出す器具は、壊れにくいことが第一です。
その点、キャプテンスタッグ パーコレーターは、全体が金属製で、ちょっとした衝撃や圧をかけられたとしても、割れたりへこむことはほとんどありません。
また、パーコレーターを構成するパーツも少なく、構造が単純なので、パーツがなくなってしまったり、使おうとしたときにこわれてしまう心配もありません。
ストレーナー自体も、未使用時や使用後は、パーコレーターの中に入れておけるので、荷物がかさばることもありません。
コーヒー関連の器具が少なくて済む
コーヒーは、いろいろ凝りだすと荷物が増えていきます。
しかし屋外に持ち出す時は、できるだけ荷物は少なくしたいものです。
特に私はバイクで移動しますので、リアキャリアに積載できる重量が決まってきます。
そうした点で、パーコレーターは、コーヒーミルと、パーコレーターがあれば、コーヒーが飲めるので、荷物を少なく、楽に移動できます。
特に複数人でコーヒーを楽しむ時は、大きいサイズのパーコレーターを使えば、一度にたくさんコーヒーを作ることができるので、便利です。
熱々のコーヒーを楽しめる
アウトドアでは、夏でなければ、朝晩冷えたり、暖かいものを摂取したいと思うことがあります。
私はある程度標高の高い、景色のよい場所でコーヒーを飲むのが楽しみなのですが、このような場所は夏でも肌寒かったりします。
そのような場所では、熱いコーヒーというものがとてもごちそうに感じるのです。
パーコレーターは直接コーヒーに火をかけるので、風味が飛びやすいという点も確かにありますが、この後で記載しているポイントを押さえると、だいぶ改善されます。
パーコレーターを使って美味しいコーヒーを飲むポイント3つ
では、パーコレーターを使って、美味しいコーヒーをいれるためのポイント3つを書きます。
豆をひくのは、ストレーナーをセットする直前にする
コーヒー豆は、挽いた後からだんだん空気にさらされていき、風味が失われていきます。
パーコレーターは最初に、お湯を沸騰させる必要があるので、沸騰までしばらく時間がかかります。
特に、アウトドアで外気が低い場合は、沸騰するまで時間がかかります。
沸騰し始める直前で、コーヒーミルを使って豆を挽けば、より風味を活かして、淹れることができます。
沸騰するまでは、ストレーナーをセットしない
コーヒー粉は熱に強いわければないので、パーコレーターが沸騰させるまでコーヒー豆を入れたストレーナーを淹れたままにしておくと、コーヒー粉自体に熱が伝わってしまいます。
お湯を汲み上げるパイプの部分は沸騰の前までも入れていてもよいですが、コーヒー粉が入っているバスケットは、抽出するタイミングでセットするようにしましょう。
長い時間火にかけない
パーコレーターでコーヒーを入れる場合、濃いコーヒーが飲みたければ、抽出時間を長めにした方が濃くなりますが、ここでのポイントは、長く淹れすぎないということです。
パーコレーターの場合、抽出したコーヒー自体が下に溜まるので、抽出に時間をかけること=コーヒーを連続して沸騰させ続けている事になります。
やり過ぎると、風味を飛ばすことになってしまうので、時間を決めて、長くても3,4分たったら火から下ろすようにしたいです。
ここまで、パーコレーターの仕組みや特徴、キャプテンスタッグ パーコレーターの使い方について、かいてきました。
いくつかコーヒーを美味しくいれるポイントはありますが、慣れてしまうと簡単に使うことができるのがパーコレーターなので、ぜひ、キャプテンスタッグ パーコレーターの使い方を参考に、美味しく楽しいコーヒーライフを送りましょう。