突然ですが、普段使っているコーヒーミルを買い換えました。
こちらの記事で紹介しているsnow peakのフィールドバリスタ ミルを普段使っていたのですが、ステンレス部分が直接こすれることで細かい金属粉がでてしまったため、急遽、普段使いしているコーヒーミルを買い換えました。
様々なコーヒーミルが販売されていますが、今回は、改めてコーヒーミルを選ぶうえで注意するポイントについて書いています。これからコーヒーミルの購入を検討されている方へ、少しでも参考になれば幸いです。
この記事は、以下のような方向けの記事です。
ブランド名と耐久性、収納のしやすさの視点だけでは足らない
以前の記事で書いた通り、私はアウトドアでコーヒーミルを使用する機会が多いので、3つの視点でコーヒーミルを選んで使っていました。コーヒーミルを選ぶ3つの視点とは、ブランド名、耐久性、収納のしやすさです。
今回、コーヒーミルを選ぶうえで私が必要だと思ったことは、上の3つに加えて、シンプルで無理のない構造であるかどうか、という点です。snow peakのフィールドバリスタ ミルも、部品点数が少なくシンプルではあるのですが、無理のない構造かどうか、という点でちょっと不都合が出てしまった形でした。
どういう不都合であったか、この後写真付きで書いていきたいと思います。
ステンレス部分が直接こすれる構造になっていた
snow peakのフィールドバリスタ ミルはアウトドアでの使用が前提になっているため、蓋とミルのハンドルがくっついていて、ハンドルを回すと蓋も回る仕組みになっています。このハンドルが蓋と一緒になっていて収納時もパーツがばらばらになりにくい構造はとても扱いやすいと思います。
しかし、その一方で、コーヒーミルのハンドルを回すと蓋と本体が接触して擦れてしまいます。下の写真はコーヒーミルを約1年、週に2~3回のペースで使い続けた時の写真です。コーヒーミルの蓋に接触する部分が擦れて粉がふいたようになっています。もしかするときわめて遅い速度でハンドルを回せば回避できたかもしれませんが、個人的には一般的な速度でハンドルを回すようにしていました。
コーヒー粉と一緒にドリップされてしまうようなことはないと思いますが、それでもコーヒーミルを使用していて金属摩擦で生じた粉が手についてしまったり、手につくと落ちにくかったりすることから、金属部分が直接こすれることの無いようなコーヒーミルに変更しました。
ユニフレームのコーヒーミルに買い換え
今回の経験から、蓋と側面が擦れるような構造以外のコーヒーミルを検討した結果、ユニフレームのコーヒーミルを選びました。
シンプルな構造のコーヒーミル
ユニフレームのコーヒーミルにはコーヒー豆の受けの部分に蓋がついていませんが、ハンドルを回すと中の臼のみが回転するシンプルな構造なので金属同士摩擦も発生せず、壊れにくい構造となっています。パーツの点数も必要最小限なので、洗浄時の分解・組み立ての手間やパーツ紛失のリスクもないので良いと思います。
粉の粗さはしっかり調整できる
ユニフレームのコーヒーミルはシンプルな構造ですが、粉の粗さ調整は無段階で調整が可能です。ミル本体と臼の隙間の空き具合をハンドル下にあるネジで締め上げるか緩めることで調整ができるので、簡単に調整することができます。このネジはハンドルを回すのにも重要なパーツですので、分解したときに紛失しないようにするのが注意点ですが、他には細かなパーツは一切ありません。
大容量のコーヒー粉カップで一度に3,4人前まで作れる
ユニフレームのコーヒーミルは、コーヒー粉受けの容量が100gと大きいので、一度にコーヒーを多く作ることができます。複数人でコーヒーを楽しみたい場合や、家ではアイスコーヒー用に少し作り置きしておきたい場合などにも便利に使うことができます。
未使用時はミルをカップにスタッキングできる
ユニフレームのコーヒーミルは未使用時に、ミルを逆さにしてカップに積みかさねて収納ができるようになっています。これによってキャンプやコーヒーツーリングでミルを持ち運ぶ時でも手軽に持っていけるようなつくりになっています。ただし、コーヒーを粉にするための臼の部分が表側になるため、使用後に収納する場合はあらかじめコーヒー粉を良く洗い落としてからの方が良いです。
コーヒーミルを選ぶうえでのポイントはこれだけ
今回、私がコーヒーミルを使っていて得た経験から、改めてコーヒーミルを選ぶうえでのポイントについてまとめました。
上に挙げたポイントを念頭に、気に入ったコーヒーミルを選ぶことで、良いものを長く使うことができるのだと考えています。