AppleのAirTag、なんとなく便利そうだから付けている方いらっしゃいませんか?
はい、まさに私自身がその1人です。Appleから出る製品はだいたい便利だろうと思って飛びついて、使っているうちに次の2パターンに気持ちが動くのです。ああ、やっぱり作りこまれていて便利だなと。時には真逆で、ああ、これは私にはちょっと合わない不要な製品だったなと。
改めて、AppleのAirTagは私にとって、どちらに該当する製品になるのでしょうか?今回もあまり理解しないまま、なんとなく便利そうだと思って飛びついたAppleのAirTagですが、今回はAirTagの機能の整理と、AirTagが万一の場合だけではなく、日常的に活用できそうな方法について、まとめてみました。
この記事は、以下のような方向けの記事です。
AirTagの初期設定の方法
AirTagの初期設定はとても簡単です。初期設定の手順は他のブログや動画でも分かりやすく紹介されていますので、ここでは詳しくは書きません。AirTagの初期設定の方法については、Appleサポートの動画がありますので、そちらが参照できるようにしておきたいと思います。
AirTag用キーホルダーや固定バンドなどアクセサリーは必須
AirTag自体はおよそ500円玉と同じくらいのサイズで、少し厚みのある円形のタグです。AirTagのメインとなる機能は、AirTagを付けている物が紛失した場合に、どこにあるかを探すことができる、というものです。
AirTag自体は、本当にただのタグそのものなので、万一、鍵や小物といった対象物を紛失してしまった時のために、AirTagと対象物を対にしておけるキーホルダーのようなアクセサリー類がどうしても必要になってきます。
財布やカバンの中にAirTagだけ入れておいても良いですが、何かの拍子に紛失時に落ちてしまったりすることもあるので、キーホルダーなどのアクセサリー類を使って、対象物と一緒にしておいた方が間違いがありません。AirTagユーザーにおいて、専用のアクセサリーは必須と言えるでしょう。
Apple製品はどの製品に対しても、サードパーティからいろいろなアクセサリーが作られていますが、これらの中から、自分のニーズに合うものを見つけてうまく使っていく楽しさもあると思います。
AirTag自体に防沫性能、耐水性能、防塵性能がある
AirTag自体には、沫性能、耐水性能、防塵性能として、IP67等級となっています。これは、機器内への侵入から保護するための等級となりますが、固形物に対する保護等級が6で、粉塵に対しては、最も保護されている状態、7は水の侵入による保護で、これは最大級から2番目の保護度合いにあたるレベルに相当します。AirTagを過酷な場所で使うことは少ないため、普段使いであれば屋外でも全く問題ないレベルと言えます。
したがって、AirTagケースを探す場合には、使用する環境によって、水没レベルに相当するような環境で使うのであれば、AirTag全体が覆われたケースで、防水をうたっているアクセサリーが必要かもしれませんが、一般的には、防水対策としてAirTag全体を覆うようなケースは不要です。
AirTag用アクセサリーを選ぶ場合には、見た目の要素は大きいですが、それにプラスして、どのような場所で使うことが多いか、AirTagを装着しやすいか、意図せず外れてしまうようなことが無いか、という観点でも選ぶことが大事です。
AirTagを日々持ち歩いているが、反応がなくてつまらない
Appleの他の製品は、とにかくいろいろいじりながら、反応を楽しんだりできるのですが、AirTagに関しては、紛失時に探す機能が備わったタグですので、普段はタグが付いていることを忘れます。iPhoneから音を鳴らしたりはできますが、AppleのAirTagは他のApple製品とは異なり、いろいろ試したり設定をカスタマイズしたりという楽しみ方がない製品です。
でも、AirTagはスマートフォンやPCのようなカスタマイズ性の高い製品ではありません。普段AirTagが活躍していない=紛失の問題が起きていないだけで、いざという時に真価を発揮するものなので、AirTagはこれで良いのです。
どうしても何かでAirTagを役立たせたい時のご提案
普段何も紛失していなければ、出番のなさそうなAirTagですが、どうしても普段、日常的に活用したい、という場合に、活用方法を2案を出してみました。
公園でAirTag探しゲームをやってみる
まずは、AirTag探しゲームをやってみるというものです。AirTagはiPhoneの探すアプリを使ってAirTagの場所を探すことができますが、この機能をゲームでやってみるというものです。家の中でも可能ですが、「手元から離れた時に通知」を自宅に設定している場合、設定を変更したりするのも面倒なので、広い公園など、屋外だと真価を発揮できる。
AirTagを隠す人と探す人を決めて、AirTagを隠す人は隠し終わったら戻ってきてもらう。そこから一緒に探すアプリを使って、AirTagを探しに行くのである。隠す役割の人は、隠した場所を忘れないように気を付ける。見事、AirTagを見つけることができれば探す人の勝利、役割を交代する。
このゲームの注意点は、 AirTagを隠した人は、場所が分からなくならないように気を付ける。また、屋外でゲームをする場合は、ある程度人がいる場所でゲームをする必要がある。基本的にAirTagはBluetoothが届く範囲でしか検出ができず、それ以上離れた場合は他人のiPhoneと、AirTagがBluetoothで届く必要があるため、人が複数いる場所付近に隠すようにする。
サービスエリアや、テーマパークなどで、お互いのAirTagを交換して持っておく
次に、サービスエリアや、テーマパークなどで、お互いのAirTagを交換して持っておくという使い方をご紹介します。高速道路のサービスエリアなどでは、基本的に一緒に行動するが、お手洗いやお土産、食事やたばこ休憩など、行動が分かれるタイミングがあると思います。そのような場合に、お互いまたは一方のAirTagを相手に渡しておくことで、万一はぐれてしまった時でも、相手がいる場所がわかるので、便利だと思います。
サービスエリアやテーマパークのような、ある程度人がたくさんいて、混雑しているような場合、iPhoneユーザーがいつでも近くにいる可能性が高いので、有効的に機能すると想定ができます。
AirTagは、本来の用途外での使われ方を防止するため、他人のAirTagを保持した状態で数時間経過すると、アラームが鳴るようになっているようです。しかし、一時的に数十分程度、居場所の確認で使うような場合であれば、アラームが鳴る前に合流すればよいので、現実的に使用できるのではないかと思います。
私自身は、この使い方を試したことがないので、今度実際にサービスエリアやテーマパークに出かけた時に、実際に使ってみて、感想を追記したいと思います。
AirTagはあれば安心・物を無くしたり見つからない経験のない方は別の使い方であれば持っていても便利かも
今回は、AppleのAirTagについて、基本的な機能の整理と、日常的に活用できそうな方法について書いてきました。
- AirTagはキーホルダーや固定バンドなどアクセサリーは必要
- AirTagケースは防水性はあまり気にしなくてよい
- DCTが最適なシフトチェンジを行うので燃費が伸びる
- AirTagは日常的なカスタマイズ性はほぼない
- AirTagは物を無くした時が出番
- AirTagは日常の待ち合わせ等に活用できそう
普段、忘れ物や無くする物が多い方は、複数のAirTagで小物類を管理した方が安心だと思います。そうではない場合は、本来の使われ方ではないですが、日常的に使える活用方法を探しながら、便利に使いこなせると、持っている意味があるのではないかと思います。