タブレットやスマホで普段入力する文字数は何文字位ですか?
「了解しました。」や「後で連絡します。」といった50文字も入力しない場合、スマホのフリック入力やタブレットのキーボードを表示して画面から文字を入力してもそれほど苦にはならないでしょう。しかし、ビジネス用のメール文章であったり、私のように隙間時間で数千文字のブログの記事を書く場合、さすがに外部接続されたキーボードがないと、文字入力の効率が悪すぎます。
PCがいつも手元にあるわけではないですし、外出時にどこにでもPCを持っていくのはかなり辛いものがあります。隙間時間でサッと文章が書けるような環境が良いのです。
今回は、タブレットやスマホである程度文字数のある文章を書くことがある方向けに、外出時でも気軽に持ち運びができるウルトラスリムキーボードについてフォーカスをして書きたいと思います。外出時と書いていますが、もちろん自宅でも作業スペースをとらずキー入力ができる優れものです。
この記事は、以下のような方向けの記事です。
- タブレットやスマホで200文字以上の文章を書くことが多い方
- 軽量で持ち運びしやすく壊れにくい携帯可能なワイヤレスキーボードを探している方
- 外出時にメールであったり文章を書く作業をすることが多い方
- キーボードのタッチのレスポンスに強いこだわりがない方
ウルトラスリムキーボード:KEYS-TO-GO
今回、記事として取り上げるのが、logicoolのウルトラスリムキーボード、KEYS-TO-GOになります。充電式のワイヤレス(Bluetooth)キーボードですが、名前からして、持ち運び専用モデル感がありますね。
ウルトラスリムの名前に引けを取らず、超薄型のキーボードです。実際に測ってはいませんが、iPadminiの方が若干厚みがあるかなと思える位の薄さです。タブレットと一緒にカバンに入れておいても全く場所をとりませんし、計量なので重さもほとんど気になりません。中途半端な重さの場合、持ち歩き用に購入しても、重さや場所を取ることから持ち歩きが億劫になり、気が付いたら持ち運ばなくなっていることが多いですが、このキーボードであれば必要な時にさっと取り出して使うことができます。
BluetoothによるiPhoneやiPadとの連携も快適
ウルトラスリムキーボードKEYS-TO-GOは、基本的にiPhoneやiPadと接続して使用することを想定していますので、Bluetooth接続も簡単に繋げて使用することができます。
一度ペアリングが完了してしまえば、次からはKEYS-TO-GOの電源をオフにしてスタンドに立て掛け、iPhoneやiPadの画面ロックを解除してキー入力する画面を開き、そのままキーボードをタイプしていけばすぐにキー入力ができるようになっています。
ワイヤレスイヤホンによくある、ペアリングはできているが接続していない状態で、いちいち設定画面から接続し直すといったことは一度も発生しません。このように必要な時にさっと出してそのままキー入力ができるというのがとても使い勝手としては大事です。
着脱式のiPhoneスタンドがあると無しとで全然違う
ウルトラスリムキーボードKEYS-TO-GOには、着脱式のiPhoneスタンドが付属しています。iPhoneスタンドという名前ですが、iPadでも全く問題なく立てかける事ができます。ただし、キーボードの重量がとても軽いので、大きいサイズのiPadを立てかける場合、もしかするとバランスを崩しやすいかもしれません。しかしながら、私の所有しているiPadminiであれば、この点は全く問題なく、安定して立てかけることができています。キーボードのサイズ感ともとてもマッチしていますね。スタンドにデバイスを立てかけるだけでちょうど良い角度に傾くので非常によくできています。
ただし、スタンドが着脱式ということは、紛失しやすくなることでもありますので、この点はキーボードと一緒にしまっておくなど、無くさないように気を付けましょう。
防滴仕様かつ静かなキーボード
ウルトラスリムキーボードKEYS-TO-GOは、キーボードの外見からも分かるようにキーボードに全く繋ぎ目がありません。そのため、水滴を溢したり埃が詰まってキーが動きにくくなるといたようなことも起こりにくいです。
また、キーボード自体がとても平にできているため、汚れてもサッと拭き取ることができて衛生的に使うことができるのもよくできています。
肝心のキータッチですが、キーボード自体がとても薄く、静音性をうたっているだけに、キーの沈み込みはほとんど感じられません。例えば普段、キーの沈み込みの大きいメカニカルキーボードを使っている場合、キーの反応であったりタッチ感が異なりますので違和感を感じるかもしれません。ただ、しばらく使って慣れてくるとあまり気にならなくなってきます。キーのタッチ感に不安のある方は、購入前に必ず展示店舗で実際に触れて確認することをお勧めします。
タブレットに最適化されたキー配列
ウルトラスリムキーボードKEYS-TO-GOは小さなキーボードの中に、スマートフォンやタブレットの操作に必要となるキーがしっかり備わっています。例えば画面の明るさ出会ったり音楽の再生・スキップであったり、音量調整などです。キーボードでキー入力をしている時にこれらの操作を同じキーボード上で操作できるのは地味に便利です。
また、このスリムなサイズなのに、普通に両手でタイピングが問題なくできてしまうのもよくできているキーボードだと関心して使っています。
キー配列について、難点をあげるとしたら1つだけ、「returnキー」が良く使うわりには小さくて押しにくい点でしょうか。あと、日本語はローマ字入力が前提となりますので、万一ローマ字入力が慣れていない場合も少し慣れが必要です。