コーヒーツーリングやキャンプ時に虫よけ対策をしていますか?
特に春から秋にかけて、虫が活発に活動するシーズン中は、コーヒーツーリングやキャンプといった野外活動をする時に、無害・有害を問わず様々な虫が寄ってきます。
椅子に座って、静かに休んだりコーヒーを楽しんでいる時に、思わぬ虫の来客があったりすると、気になってしまい、せっかくの落ち着いたリフレッシュタイムが脅かされてしまいます。したがって、私自身も虫よけ対策をいくつか行っています。
この記事では、虫よけ対策として、以前からひそかに気になっていた「オニヤンマ君」を実際に使ってみましたので記事にしています。
虫よけ対策に興味のある方は、ぜひ読んでいただけると幸いです。
この記事は、以下のような方向けの記事です。
黒いものには虫が寄ってくる
これは、身をもって経験済みですが、木のおいしげった場所では、黒いものに虫たちが寄ってきます。また、温かく熱を持っているものや、二酸化炭素を発しているものも同様です。
私の乗るバイクは基本的にマフラーやホイール以外は真っ黒であり、走った直後は高温になっています。そして私のライディングジャケットやパンツ、インナーシャツ(冷感シャツ)も真っ黒なのです。
私自身は呼吸をして二酸化炭素を発しています。
虫をおびき寄せる好条件を有しているのです。
このような状態なので、景色のよい場所に行っても必ずすぐに、虫がちょっかいを出してきます。
コーヒーツーリングどころか、休憩しようとバイクを停めたとたんに自分の周りを虫が飛び始めます。
虫よけ線香でしのいでいた
私の場合、あまりに虫を呼び寄せるので、虫よけの線香でしのいでいました。
パワー森林香です。
一般的な蚊取り線香とは違い、線香の渦が太く、煙の勢いもよく広がりやすいものがパワー森林香です。今回はパワー森林香の記事ではないので詳しくは記載しませんが、単なる蚊取り線香よりは、虫よけ対策として効果が期待できるものになります。
コーヒーツーリングの目的地に到着したら、とりあえずすぐにパワー森林香を焚くのですが、準備ができるよりも前に、アブやブヨのしつこい襲撃にあうこともあり、そのような時にはそこでのコーヒータイムは諦めます。
しかし、パワー森林香を使っても、完全に虫が来ないというわけではなく、風で煙が流れてしまったり、効果が期待できない虫の場合、容赦なく寄ってくるので、過剰な期待をするものではなく、寄ってくる虫の量が減らせるくらいに考えていた方がよいものになります。
また、森林香ならではのにおいが苦手だったりすると、気になってしまうかもしれません。
ネットの虫よけ対策の検索で知った「オニヤンマ君」
上で書いたように、パワー森林香も虫よけ効果があるような気もする、という感じだったので、より効果が体感できるような虫よけ対策がないか、ネットで検索していたところ、「オニヤンマ君」を見つけました。
「オニヤンマ君」は写真で見ていただくとわかるのですが、オニヤンマの見た目をしたダミーモデルです。見た目的にはかなり、本物そっくりなつくりで、パッと見ただけだと本物のオニヤンマがとまっているように見えます。
しっぽや足、羽の部分はしなるようになっており、少しくらい力が加わったくらいで折れてしまうようなことはありません。
トンボに似せたモデルで虫よけにならないと馬鹿にしていた
私がネットで「オニヤンマ君」を初めて見た印象としては、このようなダミーのもので虫よけ対策になるなんて簡単な話はありえないだろうと馬鹿にして考えていました。
しかし、売られている「オニヤンマ君」が1,2種類ではなく、いろいろな種類のものがあり、良い評価悪い評価ともに口コミがそれなりにあって、キャンパーにも知られたものであることがわかってきました。
ランニングコストがかからない
「オニヤンマ君」は吊るしておくor安全ピンで帽子や服、テントなどに取り付けて置き、虫が寄ってきても食べられてしまうと思わせて、近寄れないようにするのが狙いです。
パワー森林香や防虫スプレーのように、使う度に消費していくというものではないので、ランニングコストがかかりません。
この点はとてもエコですし、取り付ける手間としても、大したものではないので、虫よけ効果が伴うのであれば、とても有用です。
身体や環境に有害となるものも発生しない
虫よけスプレーやお香だと、無害をうたった商品であっても、人工物である以上、直接肌だったりにおいがわかるような形で体内に取り込む可能性があるため、あまり積極的に使いたいという気にはならず、虫よけになるのであれば、使ってみてもいいかという気持ちです。
「オニヤンマ君」はスプレーで吹き付けるものでもないし、火をつけて煙をたてる必要があるわけでもありません。
ただ、存在するだけで虫よけ効果があるとされるものなので、本当に効果的なのであれば、見た目はそのままですが、ある意味理にかなっています。
実際にコーヒーツーリングに持ち出して使ってみた結果
いろいろ調べたり、評価を確認したりしましたが、最終的には自分が使ってみないとわからないので、2体セットを手に入れて、コーヒーツーリングに持っていきました。
私が購入した「オニヤンマ君」2体セットは12cm程度のもので、羽のディテールも細かく、よく見ないと一瞬本物かと思えるくらいのペイントがされています。
虫にとっても、大きいサイズの方が目立つだろうと思って、大きいサイズを選びました。
2体セットなので、1つはバイクのミラー部分にストラップで吊り下げて、もう1つは、アウトドアチェアの頭の近くの隅に、安全ピンで取り付けました。
「オニヤンマ君」がちょうど角にとまって休んでいるような感じです。
半日くらい、アウトドアチェアに座ってゆっくり過ごしていましたが、いつもなら、耳元でブンブンとアブだかブヨだかハチの類がとんでくるので、全然ゆっくりできないのですが、この日は耳元で騒がしく飛んでいるようなこともなかったです。
1回、バイクに向かってハチのような割と大きいサイズの虫が近くまで飛んできましたが、ある程度バイクに近づいて、垂直に上に飛んで行ったのを見たので、定かではありませんが、「オニヤンマ君」を認識したのかな、という印象はありました。
虫よけ効果はありそうだが、小さな虫には効果がなさそう
今回、はじめて使ってみたのと、半日程度の運用でしたので、これだけで「オニヤンマ君」の虫よけ効果を決めてしまうのは難しいのですが、「オニヤンマ君」は虫よけ効果はありそう、ただし1cmに満たない小さな虫には、あまり効果がないかもしれないという感想でした。
とはいえ、私個人としては、耳元で騒がしいハチの類が近くで飛び回るのが嫌いなので、その点で見ると、今後も使っていきたいと思えるものです。
今後も屋外活動での虫よけ効果を検証します
今回は、「オニヤンマ君」について書きました。
まだまだ活躍の機会も少なかった「オニヤンマ君」なので、今後もいろいろな場所に連れだして、本当に虫が避けていくのか、どんな虫にとって脅威となるのかを見ていきたいと思います。
「オニヤンマ君」自体はそれほど高いものでもないので、もし、虫よけに悩んでいて、半信半疑でも興味を持たれたら、お試しで使ってみることをお勧めしたいと思います。