ツーリング時に役に立つ装備まとめ

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ツーリング時に何を用意しておいたら良いでしょうか?

今回はツーリング時に役に立つ、あると便利な装備についての内容になります。免許証とは違って必ず携帯する必要はありませんが、今回記載している装備は、ツーリング時に携帯していた方が安心して走ることができるものを取り上げました。

私も過去に装備を甘く考えてツーリングに行き、苦い経験を味わってから、ツーリング時は必ず携帯するようにしています。

この記事は、以下のような方向けの記事です。

  • 初めてバイクツーリングに行く予定の方
  • ツーリング時に役に立つ装備について知りたい方
  • バイクの免許を取得予定の方
  • バイクの免許を取得して間もない方
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    レインウェア

    まず役に立つ装備の1つめはレインウェアになります。バイクで近い場所に買い物に行ったり、早く戻ってこれる時には、出かける時に雨が降ってなければ、レインウェアの携帯は不要だと思います。ただし長時間高速道路を使って移動したり、都道府県をまたいだり、標高が変化する場所や峠道など、山の中を走る場合は、天気が急変する場合があります。

    朝は晴れていても、小雨が降ってきたり、急にゲリラ豪雨のような天気の急変も十分に考えられます。このような場所を走る予定があれば、必ずレインウェアは携帯するようにしましょう。

    雨天時に濡れたまま走るのは危険

    先に記載の通り、出発時は行き先が晴天かもしれませんが、午後や夕方になって、降られることも少なくありません。そういう時に限って雨の勢いが強かったり、なかなかすぐに止まないことがあります。レインウェアがない場合は、やむまでひたすら待つか、仕方ないのでそのまま濡れながら走るしかありません。

    走った場合でも、例えば真夏で気温が30度以上ある場合は濡れていてもバイク熱や体温で乾いていきますが、それ以外の季節や、標高が高く気温が低い中を濡れたまま走り続けなければならない場合、急激に体温が冷やされて奪われるので、初めは余裕でもすぐに寒くなって耐えられなくなります。

    バイクの場合、寒くなって暖を取りたいと言っても、ほとんどはグリップヒーターがあればましで、暖をとるには着るしかないので、もし着替えがなければ、体が冷えていくだけです。

    寒い思いをしながら走るのは判断力も鈍くなりますし、手や足も思うように動かないと大変危険な運転につながります。そういう点でも、レインウェアを着る必要がなければラッキーだと思って、ツーリング時にレインウェアは携帯しましょう。

    レインウェアを買う時は必ず試着する

    レインウェアを買う時は必ず試着する様にしましょう。今はネットでなんでも購入できる時代ですので、レインウェアもネットで買えますが、サイズ表を見てサイズを選ぶだけでなく、できれば実際にお店で見て、着てみることをお勧めします。

    実際に実物を見ることで、思ったよりゆとりがあるとか、腕が長めだとか、メーカーや商品毎の違いがよく分かる場合があります。

    ライダージャケットの上から着衣できるか

    レインウェアは雨でも快適に走れるようにするものなので、それ自体にプロテクターなどはついていません。したがってほとんどの場合、ライダージャケットの上から着衣することになります。ライダージャケットはプロテクターなどの装備もあり、普通の服より厚みがあります。その場合、確認したい点として、ライダージャケットの上から着ても窮屈ではないか、余裕を持って手足を動かすことができるかをチェックしましょう。

    特に冬に乗ることがあれば、ライダージャケットも防寒対策のため、さらに厚みがるのでレインウェアのサイズ表のみでサイズに合うのかの確認以外にもジャケットやズボンの上から問題なく着れるかもチェックしましょう。もし、サイズに迷った時は、ひとまわり上のサイズを選ぶようにすれば、安心です。

    バイク用に作られたレインウェアは、汎用的なレインウェアよりは価格が高めですが、そのかわり、ばたつきやすい腕や腰にマジックテープの絞り機能が付いている物もありますので、余裕がありすぎる時でも、絞ってあげれば問題ありません。窮屈なものは伸ばすことはできませんが、大きいものを少しくらい絞ることは可能だからです。

    レインウェアの着脱は簡単か

    バイクに乗っていて雨に降られた場合、野外のちょっとした軒先とかで、サッと着替えるみたいなケースが発生します。言ってみれば、外でもサッと着れるような着脱しやすいレインウェアがベストであり、選ぶときも着脱のしやすさは大事です。バイク用品店でレインウェアの試着ができる場合は、レインウェアが簡単に着脱が可能かも合わせて確認しましょう。

    軽量で小さく畳めそうなレインウェアを選ぶ

    バイク移動時はとにかく、携帯するものは小さくしておきたいです。携帯できるスペースも限られますし、背負った場合、とにかく疲れます。バイクのちょっとした収納に使えそうな場所を活用して簡単に携帯できるように、レインウェアは小さくまとめられる、かさばらないものを選びましょう。

    バイク専門店などで売られているレインウェアは、ほとんどがたたみやすいように考慮された製品ばかりですので、もしバイク用じゃなかったとしても、より小さくして携帯できるものにしましょう。

    レインウェアの携帯用袋があると便利

    レインウェアを着ない時に、収納袋に入れて持って行けると便利です。レインウェアを買うと携帯用の袋もついていることが多いですが、必ず付属しているかはわかりませんので、この点も購入時には確認したいところです。

    収納袋があれば、雨天時のツーリング後、天気が回復したときに、濡れたまま収納しておくこともできますし、他の荷物がぬれてしまうことも防げます。

    TAICHIのレインウェアの画像
    一部汚れてしまっていますが色は黒です。収納袋がついているので使わない時はツーリングバックやリアのトップボックスなどに収納しておける。

    注意点としては、濡れたままで放置すると、レインウェアから生乾き臭が発生する原因になりますので、レインウェアを使用後は収納袋から出して、しっかり乾かすということをした方がレインウェアが長持ちします。

    荷物を固定するための固定用ネットやバンド

    固定用のネットは、よくネイキッドバイクのタンデムシートに、荷物の上にかけるネットネットです。バンドは、同じようにゴム状のもので、シートやキャリアなどに固定します。例えばツーリング先で、ちょっとしたお土産など、買って帰りたいものを見つけた時に、固定ができないと、運ぶことができません。急に荷物が増えることもあるので、もしもの時にバイクに固定できるようなネットやバンドを携帯しておきたいです。

    但し、100%バイクで走る事以外は眼中にない、休憩以外はどこにも寄らないといった場合は、用意がなくても問題はありません。

    しかし、気温が上がって着ている服装では暑くて脱ぎたいというときにも、固定ネットでバイクに固定できるので、キャリアケースとかキャリアバックなどがない場合は、持っていた方が安心だと思います。

    ヘルメットロック(ヘルメットの盗難防止)

    ヘルメットロックは、バイクとヘルメットをくくりつけておくための、短めのダイアルロックのようなものです。

    盗難防止用ワイヤーロックの画像
    ヘルメットやツーリングバックの盗難防止用として持っておくと便利なワイヤーロック

    バイクショップとかでバイク置き場を見ると、ヘルメットの盗難注意の記載を見かけたりします。ヘルメットは高価ですので、ちょっとした隙に盗まれたりすることもあるようです。私は経験はなく、経験もしたくないですが、ヘルメットがなくなったら、バイクに乗って移動自体できないので、バイク乗りにとっては致命的です。

    そのためにも、盗まれたりしないように、ロックがあることがわかるように、しっかり固定しておきたいと思います。

    バイクパーツ屋に行けば、専用のものがありますが、もしなくても、ダイヤルロックとチェーンがあれば自作できますので。ぜひ用意して、盗まれないように注意しましょう

    インナーキャップ(ヘルメットの蒸れ・汚れ防止)

    ヘルメットの蒸れや汗による汚れ防止に効果的なのが、インナーキャップです。ヘルメットを脱いだあとの癖が髪につくので、私は常にヘルメット以外の時は帽子をかぶっています。

    夏場はもちろん、冬はヘルメットに直接頭が触れないので、防寒対策にもなります。用意しておくとツーリング時にとても快適に走る事ができます。

    紙の地図(ツーリングマップル)

    紙のロードマップを携帯できるスペースがあれば、持っていると安心です。真夏の炎天下では、スマホの地図でも、高温で固まったり電源が落ちてしまったりすることがありますので、そのような場合でも、紙の地図があればルートを確認することができるからです。見方が慣れるまでは現在地を探すのも大変な紙の地図ですが、なれると見やすくなりますので、もしもの時に、携帯しておきましょう。

    また、スマホの地図アプリではなく、バイク用のナビシステムを搭載する方法もあります。こちらは真夏のような過酷な状況でも安定して稼働してくれます。

    雑巾

    途中で雨に降られたり、走っていて汚れが気になったりしても、さっと拭き取ることができます。1枚でも持っているととても便利ですので、ぜひ雑巾も携帯しておきましょう。

    ヘルメットのシールドクリーナー&クロス

    ヘルメット用のクリーナー&クロスです。バイクでツーリング時、特に夏場はヘルメットのシールドに虫が当たってかなり汚れます。シールドに跡が付いた場合、視界がとても邪魔になります。

    サービスエリアやコンビニでの休憩時にクリーナーを携帯していれば、さっとシールドを手入れできるため、視界良好で走ることができますので、ぜひ合わせて携帯しておきたいものです。注意点としては、ミラーシールドの場合、強くこすったりクリーナー液が吹き残っていたりするとシールド剥がれの原因になりますので、少し気を付けましょう。

    目的地や季節によっても必要な装備は変わるもの

    今回は、ツーリング時に役に立つ装備について、シーズンを通して用意しておいた方がよいものを書いてきました。もちろんツーリングの季節や時期、場所や目的によっても装備は変わると思いますが、今回挙げたものは基本的なものになります。

    もし、用意がない場合は、要・不要を検討したうえで、備えて置ければ、より快適なツーリングを楽しむことができるでしょう。

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