ETCXって知っていますか?
ETCはかなり普及が進んで、自動車に限らずバイクもほぼ当たり前のように装備している車両が増えて来ました。ETCを利用することで走行時間によっては割引になったりしますので、高速道路を頻繁に利用する方にとって、ETCを使うメリットは大きいと思います。
先日、伊豆のツーリングに出かけたのですが、初めてETCXを使ってみたところ、便利過ぎたので記事にしています。特にバイクで伊豆を走るのであれば、必ず登録しておいた方がいい、と言い切れると思います。
この記事は、以下のような方向けの記事です。
そもそもETCXってなに?
はじめに、そもそもETCXとは何なのかについて、触れておきたいと思います。
ETCXの公式サイトでは、ETCの仕組みを街に広げて、快適なカーライフを広げていこう、ということが書かれています。
ETCの利用は主に、有料道路の料金所で、通行料を支払う使い方が一般的ですが、通行料の決済だけでなく、ガソリンスタンドや駐車場、ドライブスルーなどにも広げていこうということのようです。
ETCXはどこで使えるのか?
有料道路の精算以外にも広げていく予定のETCXですが、現在どこで使えるのでしょうか?
公式ページで確認したところ、現在実用的なメリットがあるのは、伊豆と箱根、近畿の有料道路と、東海のガソリンスタンドが1施設ありました。
まだ、対応施設としては少ないですが、やはり伊豆は、料金所の現金支払いで車の長い列ができているので、ETCXの利用促進によって少しでも渋滞回避につながるのではないかと思います。
ETCXを使うには何が必要なのか?
実際に、ETCXを使って精算をするには、車両搭載のETC機器と、ETCカードが必要です。さらに、ETCカードとは別に、対応しているブランドのクレジットカードが必要になります。
実際にETCXを利用する前に、ETCXの公式サイトで、会員登録を行い、ETCカードとクレジットカードを登録しておく必要があります。
登録の手順自体は難しくなく、ページの案内通りに進めれば5~10分程度で登録が完了します。
ETCXをどうやったら使えるのか?
上で書いた通り、事前に会員登録と、カードの登録が必要になります。登録が終われば、普段通りETC機器にETCカードを差し込んで、ETCX対応のサービスを利用します。
登録時に、クレジットカードとETCカードが両方ともしっかりと登録されないと使えません。どちら片方でも登録不可のカードですと、ETCXが使えないので注意です。
実際に登録して伊豆の有料道路を走ってみた結果
実際にETCXのサイトから会員登録をして、普段使っているETCカードとクレジットカードを登録後に、伊豆中央道および修善寺道路を走って、ETCXで精算を行ってみました。
料金所は複数レーンに分かれていますが、ETCXに対応したレーンと未対応のレーンがあるので、表示を確認して、ETCXに〇の表示があるレーンに入るようにします。このレーン別で対応しているしていないの表示が小さくて、近づくまで分かりにくいのが注意点です。
支払いが自分の番になったら、係員のいる位置までバイクを進めて、ETCXの旨を伝えましょう。もちろん、ETCカードはETC機器にさしたままです。
ETCXで問題なく決済ができると、前方の画面に精算済の表示がでますので、そうしたら完了です。
ETCXはETCとは違って必ず一時停止をする必要があります。これは必ず守るようにしましょう。
ETCXは現金の事前用意が不要で超らくちん!対応施設が増えることを期待
今回、ETCXを初めて利用してみましたが、現金を用意しておいたり、おつりを受け取ってから出発の準備をしたり、後続車を待たせて慌てたり、ということから解放されて、とても便利で快適に使うことができました。
また対応施設が少ない状態で、普及もこれからですが、便利であることは間違いのない仕組みですので、ぜひ導入が広がって、ETCと同じくらいETCXも利用されるようになれば良いな、と思いました。